【完結】冷酷なハズの騎士様が、何故か私を溺愛してきます…(´・∀・)?
28 披露宴
レイゼン様は震える私の両腕にそっと手を置き、優しく口付けた。
甘い香りと共に、レイゼン様の熱い吐息が私の口に入り込む。
そして、私たちは拍手喝采を受けて、結婚式場を後にしたのだった。
次は披露宴がファフィット城で行われる。
私はタイトなマーメイドドレスに着替えて、髪型も下ろした。
お客様達が来る前に準備しなくては…!
忙しく準備を終えて、私は1階のホールに出た。
実は、天気も良いので外で披露宴をしたいと言う私のリクエストを、レイゼン様は珍しく認めなかったのである。
庭の方が広々としていて、肩がぶつかる心配も無いし、暖かい日差しの元でのダンスは心地いいと思うのだが…
レイゼン様の答えはガンとしてNOだったのだ。
1階ホールには、3メートルほどあるウェディングケーキや、ワイン、シャンパン、カクテルなどのお酒が各種、豪勢な料理が並べられ、窓や壁は一面を真っ白の薔薇の花で飾り付けられていた。
そうして、お客様達がファフィット城にやってきて、次から次に私とレイゼン様に挨拶し始めた。
ゼクス様、ローナ様、バルド様以外は誰が誰だか分からない。
「あら?」
「どうした?
キャメラ?」
「あのお方誰ですの?
あの、壁際の美しい男性ですわ。」
壁際にゼクス様やローナ様、レイゼン様にも並ぶ絶世の美形の男性が立って居た。
「あぁ…
何を言ってる?
バルドだろう?
もう忘れたのか?」
「えぇぇぇぇぇ!?」
バルド様と言えば、森の番人じゃ…
私は唖然とする。
「アレが奴の本当の姿だ。」
レイゼン様は私が驚き口をあんぐりと開けるのを見ておかしそうに笑って言った。
甘い香りと共に、レイゼン様の熱い吐息が私の口に入り込む。
そして、私たちは拍手喝采を受けて、結婚式場を後にしたのだった。
次は披露宴がファフィット城で行われる。
私はタイトなマーメイドドレスに着替えて、髪型も下ろした。
お客様達が来る前に準備しなくては…!
忙しく準備を終えて、私は1階のホールに出た。
実は、天気も良いので外で披露宴をしたいと言う私のリクエストを、レイゼン様は珍しく認めなかったのである。
庭の方が広々としていて、肩がぶつかる心配も無いし、暖かい日差しの元でのダンスは心地いいと思うのだが…
レイゼン様の答えはガンとしてNOだったのだ。
1階ホールには、3メートルほどあるウェディングケーキや、ワイン、シャンパン、カクテルなどのお酒が各種、豪勢な料理が並べられ、窓や壁は一面を真っ白の薔薇の花で飾り付けられていた。
そうして、お客様達がファフィット城にやってきて、次から次に私とレイゼン様に挨拶し始めた。
ゼクス様、ローナ様、バルド様以外は誰が誰だか分からない。
「あら?」
「どうした?
キャメラ?」
「あのお方誰ですの?
あの、壁際の美しい男性ですわ。」
壁際にゼクス様やローナ様、レイゼン様にも並ぶ絶世の美形の男性が立って居た。
「あぁ…
何を言ってる?
バルドだろう?
もう忘れたのか?」
「えぇぇぇぇぇ!?」
バルド様と言えば、森の番人じゃ…
私は唖然とする。
「アレが奴の本当の姿だ。」
レイゼン様は私が驚き口をあんぐりと開けるのを見ておかしそうに笑って言った。