一ノ瀬さん家の家庭事情。®️
お風呂からあがると今度はラインが来ていた。

しかもこれは…

浅丘君!!!!

早速開いてみる。

『今日はありがとう。一ノ瀬のおかげでキャプテン頑張ろうって決心がついた。これからもよろしくな!マネージャーとして、それから彼女としても。』

ウギャーーーーー!!!!

ベッドにダイブして悶まくっていると小指を角にぶつけてまた悶絶。

痛い、痛い!!!

けど幸せ!

最後の一文!

彼女!

あたしのことだよね!

嬉しい!嬉しすぎる!

まだ慣れない、彼女って言葉。

「愛、うるさい。」

部屋に入ってきた玲に冷たい目で見られたってへっちゃら。

よし、なんかやる気出てきた!

課題やろう!今から!

机に向かってワークを開いた単純な思考回路のあたしなのでした。
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