一ノ瀬さん家の家庭事情。®️
ううん、違うの。
本当はね、
「ありがとう、すっごく嬉しい!」
すると浅丘君の顔がさらに赤くなった。
「…一ノ瀬、かわいい。」
えっ?
今何か言った?
そして浅丘君の手があたしの手に触れた。
こ、これは!!!
手を、繋ぐってことですか!?
いいんですか!?神様!
いっぺんにこんなご褒美。
なんか先に不幸が待ってるんじゃないかって思っちゃうくらいの幸せ。
「…じゃあ、行こう。」
「うん…!!」
幸せすぎる…
そして楽しい夢の時間はあっという間に終わり。
そろそろ六時。
「一ノ瀬、門限あるよな。送ってく。」
浅丘君がスマホを見て言った。
あたしはもう少し、一緒にいたいんだけどな。
だって数ヶ月ぶりにこうしてゆっくりデートできたんだもん。
もうちょっと、一緒にいたい。
「あれ、一ノ瀬、髪に糸くずついてる。」
えっ?
本当はね、
「ありがとう、すっごく嬉しい!」
すると浅丘君の顔がさらに赤くなった。
「…一ノ瀬、かわいい。」
えっ?
今何か言った?
そして浅丘君の手があたしの手に触れた。
こ、これは!!!
手を、繋ぐってことですか!?
いいんですか!?神様!
いっぺんにこんなご褒美。
なんか先に不幸が待ってるんじゃないかって思っちゃうくらいの幸せ。
「…じゃあ、行こう。」
「うん…!!」
幸せすぎる…
そして楽しい夢の時間はあっという間に終わり。
そろそろ六時。
「一ノ瀬、門限あるよな。送ってく。」
浅丘君がスマホを見て言った。
あたしはもう少し、一緒にいたいんだけどな。
だって数ヶ月ぶりにこうしてゆっくりデートできたんだもん。
もうちょっと、一緒にいたい。
「あれ、一ノ瀬、髪に糸くずついてる。」
えっ?