深夜のコンビニでここ(現実)に居ない君と
一日のほとんどをベッドの上で天井を見て過ごしてると、体力も気力も落ちてくるくせ、頭が妙に冴えるから、自分が透明になっていく気がして面白かった。
精神科の先生が、それは思春期の少女によく起こることだと言っていた。
けれど、私がこうなっているのは、思春期だからではないことくらい知っている。
私はちっぽけな存在だし、特別でもない。
けれど私は私であって思春期のいたいけな少女でも、明るく元気な少女でもないんだ。