深夜のコンビニでここ(現実)に居ない君と
4章 オーバースリープ
       〜〜〜

 私はいつもの定位置、窓辺の4人がけの席に座る。

オーバースリープはハリウッド映画に出てくる様なダイナーみたいだ。

照明の具合とか、かかっている音楽とか、スタッフとか、メニューとか、とにかくお洒落でイケている。

私は昼間にこの店に来たことないし、ネットにもこの店の情報が載ってない。

私が知ってる限りあくまでもひっそりと、でもムーディーにオーバースリープは夜に在る。
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