深夜のコンビニでここ(現実)に居ない君と

 私はうっとりと眠気と共にその顔に見入っていた。

「結局来なかったな、、」

「私と歳が近い坊や」

カンくんは頷くと、店のドアの前の段差に腰掛けて、ポツリポツリと語り始めた。
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