深夜のコンビニでここ(現実)に居ない君と
そんなことを考えると眠れるわけもなく、耳にイヤホンをはめてぼーっと天井を眺めたりする。
カーテンの隙間から外の光が漏れ出すと、憂鬱と寂しさで身体がバラバラになって私の存在が粉々になっていく様な気がする。
もしも存在と言うもの自体が魂と同じものだったら、私の魂はからはなんの音もしないだろう、ただ静かに、静かに、魂の青白い炎が揺れているだけだ。
そして私はそれを望んでいる、きっと私の魂から音が出るとしても、耳障りの悪い音しか出ないはずだ。
カンくんのそよ風のような音や、あかねさんのフルートの様な音はきっと出せない、、、そんなことなら私は静寂を貫く方がいい。