深夜のコンビニでここ(現実)に居ない君と
倉庫に着くと、アデスはこっちを振り返り私の目を見ると、トタン屋根が剥がれたところに板に乗ったまま滑り込むように入っていった。
「なんで何も言わずに行っちゃうのよ!」
私はなんとかアデスの後を追おうと、板の棒をグッと奥に押し込んで倉庫の中へ入って行った。
中に入ると当たりは真っ暗になって、上下左右が分からなくなってしまった。
それはすごく恐ろしい感覚だった、それでも私はアデスについていく事しかできないし、なんとかそうやってしてたつもりだ。