恋しちゃってもいいですか?
第1話
一目惚れ
〜結愛side〜
「結愛,今日せっかくやし帰りプリ撮らん?」
「うん!いいなぁそれ。撮ろ撮ろ!」
いつも一緒にいるこの子は私の大切な友達。彼女の名前は相田香穂。抜群の運動神経の持ち主で背が高くスタイルの良い美人。香穂は私が物心ついた頃からの幼馴染で誰にでも優しく明るい子。どんな時でも私を側で支えて助けてくれる香穂が私は大好き。
「なあなあ!やっぱ高校になったら彼氏とかできるんかなぁ?」
「香穂は彼氏欲しいん?」
「当たり前!だっておったらthe青春って感じするやん!結愛は?」
「うーん,私はどっちでもいいかな?私のこと好きになってくれた人がいるならそれはそれで有難いし。」
恋愛とかそういうのが嫌いってわけじゃないけど正直よく分からへん。そういや私のタイプの男の子ってどんな人なんやろ?それすらも分かってへん。
「香穂ってさ、どんな人がタイプなん?」
幼馴染のくせにこんなんも分かってへんねんな、私。
「私?あー…えーっとぉ…,ごめん私も自分のタイプ知らんわ。」
思いもせんかった香穂のアンサーに思わず私は吹き出してしまった。
「なんや,香穂恋愛にめっちゃ詳しいって思ってたのに自分のタイプ知らんねんな。」
「しっつれいやなー!自分のは分からんくても誰と誰がいい感じとかあの子絶対あいつのこと好きよなくらいは分かるし!」
それに関しては当たっている。香穂は何度も誰と誰がカップルとかあの子はあの人が好きとか予想してたけど百発百中で当たっていた。それでもやっぱり自分のより他人の恋愛の方が興味あるってわけか。まあ大体みんなそうよね。色々雑談してたら学校に着いた。今日から始まる新しい生活。
「結愛,とうとうやね。」
「うん。同じクラスなれるかな?」
「いやそれな?これはめっちゃ大事。」
ふぅ〜っと深呼吸して2人で正門を潜りながら,
「平穏な学生生活が送れますように!」
「素敵な青春が送れますように!」
と言った。
学校に着いて私たちはクラス発表の場所へ向かった。
「あ,私の名前あった!4組1番。また1番かー。結愛は?」
香穂は4組か。なら私も4組やったら香穂と同じクラス。
「えっと…私は…あー!あった!4組26番!一緒のクラスや!!」
「え!?がち!やったー!!」
「良かったぁ。」
よし!今年1年は大丈夫そう。
「教室行こっか。」
「うん。」
その時,
「あ痛。」
香穂の肩に誰かがぶつかった。割としっかりドンって音したからぶつかってしまった香穂は痛そう。でもぶつかった相手はただ香穂を睨んでどこかに行ってしまった。
「はあ!?なんなんあいつ!ぶつかったのに謝らんと睨むなんて。」
「まああれはちょっとねぇ…。」
香穂普段そんなことされたら絶対言い返すのにこの時は何故か言い返さんかった。なんでかって?相手は190超えてるだろうなと思える高身長でキリッとした目つき,真顔,そして謎の威圧感があったから。流石の香穂も言い返すことは出来ひんかったんやろうな。見た目も怖そうやし。それでもその時香穂にぶつかった人は香穂の今後の人生に大きな影響を与える人物になるとはこの時思いもしんかった私たち2人やった。
「結愛,今日せっかくやし帰りプリ撮らん?」
「うん!いいなぁそれ。撮ろ撮ろ!」
いつも一緒にいるこの子は私の大切な友達。彼女の名前は相田香穂。抜群の運動神経の持ち主で背が高くスタイルの良い美人。香穂は私が物心ついた頃からの幼馴染で誰にでも優しく明るい子。どんな時でも私を側で支えて助けてくれる香穂が私は大好き。
「なあなあ!やっぱ高校になったら彼氏とかできるんかなぁ?」
「香穂は彼氏欲しいん?」
「当たり前!だっておったらthe青春って感じするやん!結愛は?」
「うーん,私はどっちでもいいかな?私のこと好きになってくれた人がいるならそれはそれで有難いし。」
恋愛とかそういうのが嫌いってわけじゃないけど正直よく分からへん。そういや私のタイプの男の子ってどんな人なんやろ?それすらも分かってへん。
「香穂ってさ、どんな人がタイプなん?」
幼馴染のくせにこんなんも分かってへんねんな、私。
「私?あー…えーっとぉ…,ごめん私も自分のタイプ知らんわ。」
思いもせんかった香穂のアンサーに思わず私は吹き出してしまった。
「なんや,香穂恋愛にめっちゃ詳しいって思ってたのに自分のタイプ知らんねんな。」
「しっつれいやなー!自分のは分からんくても誰と誰がいい感じとかあの子絶対あいつのこと好きよなくらいは分かるし!」
それに関しては当たっている。香穂は何度も誰と誰がカップルとかあの子はあの人が好きとか予想してたけど百発百中で当たっていた。それでもやっぱり自分のより他人の恋愛の方が興味あるってわけか。まあ大体みんなそうよね。色々雑談してたら学校に着いた。今日から始まる新しい生活。
「結愛,とうとうやね。」
「うん。同じクラスなれるかな?」
「いやそれな?これはめっちゃ大事。」
ふぅ〜っと深呼吸して2人で正門を潜りながら,
「平穏な学生生活が送れますように!」
「素敵な青春が送れますように!」
と言った。
学校に着いて私たちはクラス発表の場所へ向かった。
「あ,私の名前あった!4組1番。また1番かー。結愛は?」
香穂は4組か。なら私も4組やったら香穂と同じクラス。
「えっと…私は…あー!あった!4組26番!一緒のクラスや!!」
「え!?がち!やったー!!」
「良かったぁ。」
よし!今年1年は大丈夫そう。
「教室行こっか。」
「うん。」
その時,
「あ痛。」
香穂の肩に誰かがぶつかった。割としっかりドンって音したからぶつかってしまった香穂は痛そう。でもぶつかった相手はただ香穂を睨んでどこかに行ってしまった。
「はあ!?なんなんあいつ!ぶつかったのに謝らんと睨むなんて。」
「まああれはちょっとねぇ…。」
香穂普段そんなことされたら絶対言い返すのにこの時は何故か言い返さんかった。なんでかって?相手は190超えてるだろうなと思える高身長でキリッとした目つき,真顔,そして謎の威圧感があったから。流石の香穂も言い返すことは出来ひんかったんやろうな。見た目も怖そうやし。それでもその時香穂にぶつかった人は香穂の今後の人生に大きな影響を与える人物になるとはこの時思いもしんかった私たち2人やった。
< 1 / 75 >