恋しちゃってもいいですか?
「やっぱりおるんや。」
「愛莉知らんわ。何部?」
「サッカー部…。」
「あー。なーんかあそこってさぁ,陽キャの集まりって感じするんやけどそれ思うん愛莉だけ?」
確かに伊織も洸もそんな感じはする。
「確かに…なんでなんやろうな。」
暫く沈黙した後,香穂は何かを思い出したかのように口を開いた。
「そういやまだ美奈聞いてへんかったな。」
「え?」
「忘れてると思ったら大間違いやからなぁ。」
香穂と愛莉はニヤッとしながら美奈を見る。怖,2人とも。
「…。」
顔を赤くしながら俯く美奈。やっぱりいざ自分が言うってなったら恥ずかしいんやなぁ。
「…き。」
「「え?」」
香穂と愛莉は聞き返す。
「やから…光畑…優希。」
めっちゃ小さい声で言った。
「あーやっぱり?」
「え?私香穂に行ってたっけ?」
「いや?聞いてへんけど優希らに自己紹介した辺りから好きなんかなぁって思って。」
美奈が優希を好きになった瞬間までドンピシャで言われからか,美奈は口を開けたままポカンとし,それからものすごく顔が赤くなりまた俯いた。
「優希とかまた物騒な人好きになったなぁ。」
「物騒?愛莉どういうこと?」
「あーなんかさ,優希ってモテるやん?まあイケメンやし。」
私たちはうんうんと頷く。
「愛莉は別に誰が誰好きになるとかどうでもいいんやけどさ,小中学校のときとか一軍女子でめっちゃ優希にベタベタしてる子おってさあ。愛莉や琴乃は幼馴染やったから大丈夫やったけどそれ以外の女子が優希と話しただけでまあ虐められる虐げられる散々やったで。女子って怖〜って思いながら見てた。」
マジか。そんなにかぁ。そういや前洸から伊織はモテてたって聞いたなぁ。もうすでに伊織のこと好きな女の子がいるかもしれん。もしそうなら私は完全にアウト。だって絶対その女の子の方が可愛いし伊織にふさわしいと思う。やっぱり私って伊織と釣り合うことできひんねんな。
「愛莉知らんわ。何部?」
「サッカー部…。」
「あー。なーんかあそこってさぁ,陽キャの集まりって感じするんやけどそれ思うん愛莉だけ?」
確かに伊織も洸もそんな感じはする。
「確かに…なんでなんやろうな。」
暫く沈黙した後,香穂は何かを思い出したかのように口を開いた。
「そういやまだ美奈聞いてへんかったな。」
「え?」
「忘れてると思ったら大間違いやからなぁ。」
香穂と愛莉はニヤッとしながら美奈を見る。怖,2人とも。
「…。」
顔を赤くしながら俯く美奈。やっぱりいざ自分が言うってなったら恥ずかしいんやなぁ。
「…き。」
「「え?」」
香穂と愛莉は聞き返す。
「やから…光畑…優希。」
めっちゃ小さい声で言った。
「あーやっぱり?」
「え?私香穂に行ってたっけ?」
「いや?聞いてへんけど優希らに自己紹介した辺りから好きなんかなぁって思って。」
美奈が優希を好きになった瞬間までドンピシャで言われからか,美奈は口を開けたままポカンとし,それからものすごく顔が赤くなりまた俯いた。
「優希とかまた物騒な人好きになったなぁ。」
「物騒?愛莉どういうこと?」
「あーなんかさ,優希ってモテるやん?まあイケメンやし。」
私たちはうんうんと頷く。
「愛莉は別に誰が誰好きになるとかどうでもいいんやけどさ,小中学校のときとか一軍女子でめっちゃ優希にベタベタしてる子おってさあ。愛莉や琴乃は幼馴染やったから大丈夫やったけどそれ以外の女子が優希と話しただけでまあ虐められる虐げられる散々やったで。女子って怖〜って思いながら見てた。」
マジか。そんなにかぁ。そういや前洸から伊織はモテてたって聞いたなぁ。もうすでに伊織のこと好きな女の子がいるかもしれん。もしそうなら私は完全にアウト。だって絶対その女の子の方が可愛いし伊織にふさわしいと思う。やっぱり私って伊織と釣り合うことできひんねんな。