恋しちゃってもいいですか？

「アイスでも買うか？俺奢るで。近くにコンビニあるし。」
え？いいん？
「いいの？私この間伊織にスタバ奢ってもらったし，今度は私出すよ？」
「いやいいよ。俺が奢りたいんやし。」
と言って近くにあったコンビニに入った。夏ちゃうけどアイスを食べるには苦じゃない時期。私は2人でシェアできるパピコを選んだ。
「パピコでいいん？ハーゲンダッツでもいいんやで？」
「ううん。私，これがいい。だってこれやったら2人で食べれるし。」
男の子とパピコを食べるのは初めてやけど，その相手が伊織なのはめっちゃ嬉しい。伊織は性格が優しくてカッコいい。それにいつも私の心配してくれる。ネガティブになってしまうこともあるけどその気持ちを覆すかのように伊織がそれにいつも私の心配してくれる。ネガティブになってしまうこともあるけどその気持ちを覆すかのように伊織が炎を宿してくれる。炎を宿してくれる。

私はこの瞬間気づいた。私は伊織とおったら普段遠慮してしまうのが遠慮せんくなってる。香穂たちと過がしている時と同じようになってる。
「ホンマにパピコでいいん？」
「うん。だって私，伊織と同じやつ食べたいし。」
「それは俺もそう。やけど変えるなら今やで？」
「ううん。これでいい。」
なんかいつもの私ではない私が出てきてるような気がする。女の子って恋してしまうとこうなっちゃうんかなぁ？私が今恋してるのはホンマやけど，伊織と一緒にいるのは居心地が良い。