恋しちゃってもいいですか?
家に帰ってからも何もやる気が起きひんかった。晩御飯も食べる気がなく家帰ってすぐ風呂入って部屋に篭った。そして俺は前の時とは違う人物に電話した。結愛の幼馴染である香穂にするか迷ったけどここはやっぱり俺のことを1番知ってる洸やなと思い洸に電話した。すると明るい声で電話に出てくれた。
『はぁーい!今日のは上手くいった?楽しかったかい?』
まだ何も事情の知らない洸は早速今日の放課後のことを聞いてきた。正直辛い。
「そのことなんやけどさぁ…。」
俺は取り敢えず今日起こったことを全部話した。話してるうちに洸の相槌の声がだんだん低くなっていき,
『ガチ?アイツらに会ったん?』
と真剣な声で聞く。いつもの陽気な洸とはまた違う洸。
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