【完】同棲ギブアンドテイク〜スパダリ部長と秘密の同棲始めました〜
「あ…あのっ、、部長、、」
「お前、辞めるんだろ?なら、もう俺はお前の上司じゃないよな?」
「そ、そうですけどっ……っていうか、まだお昼なのにレッスンしようとしてます?!私言いましたよね?部長との秘密の生活も辞めにするって」
「あぁ…だからもう隠す必要は無いかと思って」
「隠すって…なんの話しですか?私にはっ、」
─…私には、貴方の呪いを解くことは出来ません
っと、叫ぼうとした私の言葉が続かなかったのは、幾度となく夜を共にした部長との間に…これまで感じたことの無い“違和感“を感じたからだ。
あまりの衝撃に、何度か瞬きを繰り返して上から私を見下ろしている部長の顔をただ眺めた。
「察しがいいな…言葉にする手間が省けて助かるよ」
なんて言いながら、私のスーツを脱がせようとしてくる部長の手を思わず掴んでしまった。
「っど、どういうことですかっ?!!ちゃんと説明してください!」
さりげなく、私の身体に自身の身体を密着させてきた部長。覆い被さるように私を見下ろしている彼の身体の一部の硬いモノが…その存在を主張するように私の脚に当てられている。