【完】同棲ギブアンドテイク〜スパダリ部長と秘密の同棲始めました〜
お風呂から出てきた部長と共に、カレーを食したあと…部長が洗い物をしてくれている間に私はお風呂に入らせて頂く。
別に、初めてでもないのに─…
この後の行為のことを考えるとドキドキして、中々お風呂から出ることが出来なかった。
これまでだって、私の恥ずかしい姿は全て彼に見られているわけで。今更恥じらうのもおかしな話だが、、
「……沙奈?起きてるか?」
あまりに長い時間お風呂に入っている私を心配したのか、バスルームの外から部長の声が響いた。
「おっ…起きてます!今から出るところなので、リビングで待っててください」
緊張で声が少し裏返ってしまった私のことを、外で部長が笑っているのが分かった。
「起きてるなら、良かった。ゆっくりでいいから、ちゃんと髪も乾かしてからおいで」
部長が立ち去る足音を確認してから、お風呂場を出て素早くパジャマを身につける。もうここまで来たら覚悟を決めるしかない!
髪の毛もサラサラにブローをして、いい匂いのするオイルトリートメントをつけて─…ボディークリームもちゃんと塗って、少しでも色気が出るように最善を尽くそう!!