【完】同棲ギブアンドテイク〜スパダリ部長と秘密の同棲始めました〜


「っあ……部長、待ってくださいっ、まだっ」


「……それ、俺を煽る為にワザとやってる?」


「…………え…っ、、ああっ……、」


また、部長と呼んでしまった……と後悔しているスキをついて下着ごと一気に脱がされてしまい、あまりの羞恥に体育座りをして触れられることを避けた。



「……沙奈、手…退けろ」


「い…嫌です、、今日はここまでです。刺激が強すぎて寝不足になります」


「俺に触られるのは……嫌?」


「そ、そーじゃなくてっ!これ以上シちゃったら…もっと、って…なるからっ…」


「……理由がそれなら、まだ続ける」



そう言って…一瞬私の視界から消えた部長は、脚を抱えるようにして座っていた私の背後に回り込み…閉じている両脚を後ろから開いてきて、そのまま隠していた秘部に触れる。



慌てて抵抗しようとしたが、ご自身の長い足を使って私の膝が閉じないようにしっかりと固定されてしまい…空いている方の手で背後から抱きしめられるみたいに上半身を拘束されて、身動きが取れなくなってしまった。




「……っん、、ヤダ、、」


「嫌だ、って言ってもやめないって…先にこれを言い出したのは沙奈だろ?それとも…もっと酷いこと、シて欲しくてワザと言ってる?」


「っああ、、違っ、、やめて、くださっ、」



触れていただけだった指がナカへと沈められ、身体がビクン、と飛び跳ねる。反り返った身体を部長が力強く受け止めてくれるから…


強ばっていた身体の力が抜けて、次第に身を任せるようになれば………もう手遅れだった。



その本数が増やされる度に、自分でも耳を塞ぎたくなるような甘い声が部屋中に響く。



何度身体を震わせて呼吸を荒くしてもやめてくれない部長は、とんでもなくドSで…私が泣いて縋るのを楽しんでいるように思えた。



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