神殺しのクロノスタシス2
さて、そんな世間話(?)をしばらくしてから。
「長くお邪魔してしまいましたね。そろそろお暇します」
「あぁ…。もうそんな時間か」
シルナもあんなだし、学校自体は春休みで授業もなくて暇だし。
もう少しゆっくりしていってくれても良かったんだが。
まぁ、聖魔騎士団には春休みなんてないもんな。
シュニィは忙しいんだし、あまり引き留めるのも悪いか。
「じゃあ、仕事の方はまた四月になって落ち着いてから…」
と、言いながら立ち上がりかけたシュニィ。
しかし次の瞬間、シュニィはくらり、と倒れかけ、テーブルに手を着いた。
「!?シュニィ?」
「大丈夫ですか?」
イレースが、慌ててシュニィを支えた。
「す、済みません…。ちょっと立ちくらみが…」
「おいおい…。大丈夫か」
いきなり立ち上がったからか?それにしては…。
「体調が悪かったんですか?引き留めて申し訳ありません」
と、イレース。
全くだ。体調が悪かったなら、無理に引き留めなければ良かった。
「いえ、大丈夫です。もう治りましたから…」
シュニィは笑顔でそう言って、しゃんと立ち上がった。
大丈夫なら良いんだけど。
アトラスもアイナも元気なのに、シュニィに元気がないんじゃ意味ないぞ。
「本当に大丈夫ですか?気分が優れないようなら、ご自宅まで送りますが…」
「いいえ、本当に大丈夫ですから。ご心配なく。長居して済みませんでした」
シュニィは笑ってそう言い、しゃんとした足取りで学院長室を出た。
「それでは、また来ますね」
「…あぁ…」
…大丈夫だろうか。シュニィ。
シュニィは(旦那と違って)馬鹿じゃないから、自分の体調が悪いときは、ちゃんとそう自覚して、それなりの対策を取るはずだ。
そう思えば、少しは安心だが…。
「長くお邪魔してしまいましたね。そろそろお暇します」
「あぁ…。もうそんな時間か」
シルナもあんなだし、学校自体は春休みで授業もなくて暇だし。
もう少しゆっくりしていってくれても良かったんだが。
まぁ、聖魔騎士団には春休みなんてないもんな。
シュニィは忙しいんだし、あまり引き留めるのも悪いか。
「じゃあ、仕事の方はまた四月になって落ち着いてから…」
と、言いながら立ち上がりかけたシュニィ。
しかし次の瞬間、シュニィはくらり、と倒れかけ、テーブルに手を着いた。
「!?シュニィ?」
「大丈夫ですか?」
イレースが、慌ててシュニィを支えた。
「す、済みません…。ちょっと立ちくらみが…」
「おいおい…。大丈夫か」
いきなり立ち上がったからか?それにしては…。
「体調が悪かったんですか?引き留めて申し訳ありません」
と、イレース。
全くだ。体調が悪かったなら、無理に引き留めなければ良かった。
「いえ、大丈夫です。もう治りましたから…」
シュニィは笑顔でそう言って、しゃんと立ち上がった。
大丈夫なら良いんだけど。
アトラスもアイナも元気なのに、シュニィに元気がないんじゃ意味ないぞ。
「本当に大丈夫ですか?気分が優れないようなら、ご自宅まで送りますが…」
「いいえ、本当に大丈夫ですから。ご心配なく。長居して済みませんでした」
シュニィは笑ってそう言い、しゃんとした足取りで学院長室を出た。
「それでは、また来ますね」
「…あぁ…」
…大丈夫だろうか。シュニィ。
シュニィは(旦那と違って)馬鹿じゃないから、自分の体調が悪いときは、ちゃんとそう自覚して、それなりの対策を取るはずだ。
そう思えば、少しは安心だが…。