神殺しのクロノスタシス2

side?

──────…一方、その頃。






運動会が行われている盛況な校庭を、じっと見つめる者がいた。

「…下らない」

一言、そう吐き捨てた。

「…こんなものの為に…」

こんな下らないものの為に、世界を救ったというのか。

…やはり、私は間違ってない。

あの男に、世界を預けてはならないのだ。






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