神殺しのクロノスタシス2
彼女のことを話しましょうか。
彼女は…僕がまだ五歳くらいだったときに、契約したんです。
僕はそのとき、彼女が冥界からやって来た魔物だってことを知りませんでした。
でも、そんなのどうでも良いと思いません?
あなたもそうでしょう?
あなたの大好きな二十音・グラスフィアの中にも、えげつないのがいるそうですけど。
そんなの関係なく、あなたは二十音さんを愛してるでしょう?
僕もそうでした。彼女が魔物だと知っても、僕達の愛の中には、ほんの些細なことでしかなかったんです。
彼女のことを紹介しましょうか。
聞きたくないかもしれませんけど、聞いてやってください。
彼女は…冥界では、最上位の魔物だったそうです。
吐月さんの契約しているベルフェゴールも、同じでしたね。
でも彼女は、更に格が上でした。
最上位って何なんだよ、って思いますよね。
とにかく、僕の召喚魔は、ベルフェゴールさんよりも更に格上でした。
あなたなら、もう薄々気づいてるんじゃないですか?
そう、あなたの考えてる通りです。
僕の召喚魔の名は、リリス。
別名、『冥界の女王』。
何故彼女が女王なのかも、もう分かりますよね。
そうです。その通り。
彼女は、不老不死の魔物だったんです。
彼女は…僕がまだ五歳くらいだったときに、契約したんです。
僕はそのとき、彼女が冥界からやって来た魔物だってことを知りませんでした。
でも、そんなのどうでも良いと思いません?
あなたもそうでしょう?
あなたの大好きな二十音・グラスフィアの中にも、えげつないのがいるそうですけど。
そんなの関係なく、あなたは二十音さんを愛してるでしょう?
僕もそうでした。彼女が魔物だと知っても、僕達の愛の中には、ほんの些細なことでしかなかったんです。
彼女のことを紹介しましょうか。
聞きたくないかもしれませんけど、聞いてやってください。
彼女は…冥界では、最上位の魔物だったそうです。
吐月さんの契約しているベルフェゴールも、同じでしたね。
でも彼女は、更に格が上でした。
最上位って何なんだよ、って思いますよね。
とにかく、僕の召喚魔は、ベルフェゴールさんよりも更に格上でした。
あなたなら、もう薄々気づいてるんじゃないですか?
そう、あなたの考えてる通りです。
僕の召喚魔の名は、リリス。
別名、『冥界の女王』。
何故彼女が女王なのかも、もう分かりますよね。
そうです。その通り。
彼女は、不老不死の魔物だったんです。