神殺しのクロノスタシス2
「…貴様、寝返った挙げ句、私の前に姿を表すとは」
…随分酷いことを言う。
心外だ。
「そこまで薄情じゃありませんよ、僕は」
お互い、利用し合うだけの関係だった。
それでも、一度は手を組んだ者同士。
けじめくらいは、自分の手でつける。
ほら、僕不死身じゃん?
それに。
「シルナ・エインリーには、恩がありますし」
彼が僕の精神世界を開き、互いに再会することが出来た。
ついでに、イーニシュフェルト魔導学院という居場所を、僕にくれた。
だから、その恩を返す。
けじめをつけ、恩も返す。
一石二鳥とはこのこと。
問題は、ヴァルシーナが僕より強いって点だが。
そこは、大した問題ではない。
どうせ不死身なんだから、何回やられたって大丈夫。
いつかは勝てるだろ。多分。
何の問題もな、
「…ルーチェス・ナジュ・アンブローシア」
「はい?」
「私は、お前の悲願を叶えることが出来る」
「…はい?」
新たな問題発生。
今あなた、何て言った?
…随分酷いことを言う。
心外だ。
「そこまで薄情じゃありませんよ、僕は」
お互い、利用し合うだけの関係だった。
それでも、一度は手を組んだ者同士。
けじめくらいは、自分の手でつける。
ほら、僕不死身じゃん?
それに。
「シルナ・エインリーには、恩がありますし」
彼が僕の精神世界を開き、互いに再会することが出来た。
ついでに、イーニシュフェルト魔導学院という居場所を、僕にくれた。
だから、その恩を返す。
けじめをつけ、恩も返す。
一石二鳥とはこのこと。
問題は、ヴァルシーナが僕より強いって点だが。
そこは、大した問題ではない。
どうせ不死身なんだから、何回やられたって大丈夫。
いつかは勝てるだろ。多分。
何の問題もな、
「…ルーチェス・ナジュ・アンブローシア」
「はい?」
「私は、お前の悲願を叶えることが出来る」
「…はい?」
新たな問題発生。
今あなた、何て言った?