神殺しのクロノスタシス2
「学院長先生…」
「な、何?ベルカちゃん…」
「今、言いましたね?」
「え?」
「アスミ、フウカ、聞きましたね?」
「えぇ。聞きました」
「確かに聞きました」
うんうん、と頷くアスミとフウカ。
「わ、私何か変なこと言った…?」
…あーあ。
シルナの奴、馬鹿だなー。
もう、俺知らないからな。
この新聞部メンバーに、とんでもないエサを与えてしまった。
「『何でも聞いてくれて良いよ』。そう言いましたね?」
「…!」
…言ってたな。
「い、い…言ったっけ?」
「言いました」
「言いました」
「言いました」
新聞部、ジェットストリーム「言いました」。
ちなみに、俺も聞いた。
「そして学院長に二言はありません!」
「一度言ったことは守りましょう、って前の集会でも言ってましたもんね!」
「今こそ有言実行のときです!学院長!」
「え、あ、え」
時、既に遅し。
口は災いの元と、よく言ったもんだな。
生徒の手前…自分が言ったことは、ちゃんと守らないとな。
やっぱりさっきの嘘です、は通用しない。
一度「何でも聞いてくれて良いよ」と言ったのだから、そりゃあ守らないと。
「うぐっ…!君達、なんて耳聡い…!さすが新聞部…!」
「我ら、誇り高き新聞部!」
「我らあるところに特ダネあり!」
「舐めてもらっては困ります!」
頼もしいことこの上ない三人組だ。
しかも、そこに新入部員入ったんだろ?
この三人の魂を受け継ぐ新入部員…。今から恐ろしくて仕方ないな。
「な、何?ベルカちゃん…」
「今、言いましたね?」
「え?」
「アスミ、フウカ、聞きましたね?」
「えぇ。聞きました」
「確かに聞きました」
うんうん、と頷くアスミとフウカ。
「わ、私何か変なこと言った…?」
…あーあ。
シルナの奴、馬鹿だなー。
もう、俺知らないからな。
この新聞部メンバーに、とんでもないエサを与えてしまった。
「『何でも聞いてくれて良いよ』。そう言いましたね?」
「…!」
…言ってたな。
「い、い…言ったっけ?」
「言いました」
「言いました」
「言いました」
新聞部、ジェットストリーム「言いました」。
ちなみに、俺も聞いた。
「そして学院長に二言はありません!」
「一度言ったことは守りましょう、って前の集会でも言ってましたもんね!」
「今こそ有言実行のときです!学院長!」
「え、あ、え」
時、既に遅し。
口は災いの元と、よく言ったもんだな。
生徒の手前…自分が言ったことは、ちゃんと守らないとな。
やっぱりさっきの嘘です、は通用しない。
一度「何でも聞いてくれて良いよ」と言ったのだから、そりゃあ守らないと。
「うぐっ…!君達、なんて耳聡い…!さすが新聞部…!」
「我ら、誇り高き新聞部!」
「我らあるところに特ダネあり!」
「舐めてもらっては困ります!」
頼もしいことこの上ない三人組だ。
しかも、そこに新入部員入ったんだろ?
この三人の魂を受け継ぐ新入部員…。今から恐ろしくて仕方ないな。