神殺しのクロノスタシス2
第三部6章

side羽久

────数日後。



イーニシュフェルト魔導学院、学院長室にて。

「この度は不肖この僕の為に、皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深く反省し、かくなる上は切腹して謝罪の代わりとさせて頂きた、」

「はいちょっと待った、その小刀は何処から持ってきたのやめなさい」

「あ」

令月の手から、小刀を取り上げるシルナ。

もうこいつの思考は、何がなんやらだよ。





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