一ノ瀬さん家の家庭事情。LAST season
memory:1
「あっ、きたよ!」
「ほら、愛、ちゃんとカメラ構えて。」
「わかってるよ!…あ、あれ?このボタンで…」
パシャーー!!!
あれ!?
なんか光った!?
「おい、お前ら!なにしてる!」
「ひえ!」
「なにやってんの、バカ。」
あたしはカメラを持ったまま、駆け出した。
玲ってばこういう時だけ逃げ足速いんだから!
普段は全くと行っていいほど動こうとしないくせに!
ソファからテレビのリモコン取るだけであたしを呼びつける始末。
そのくせスラっと痩せてるから癪だよね。
「あーあ、律兄に怒られる。」
「仕方ないでしょ!機械音痴のあたしにカメラマンなんて頼むりっちゃんのせいだもん!」
「つうかいまどきデジカメも使いこなせないなんて、ありえなくない?あ、愛ってまだガラケーなんだっけ。」
な、なによ!!
ガラケーをバカにしないでよね!
そもそもあたしがガラケーなのは玲がスマホがいいって駄々こねて、少しでも経費を削減するためなんだからね!
「ほら、愛、ちゃんとカメラ構えて。」
「わかってるよ!…あ、あれ?このボタンで…」
パシャーー!!!
あれ!?
なんか光った!?
「おい、お前ら!なにしてる!」
「ひえ!」
「なにやってんの、バカ。」
あたしはカメラを持ったまま、駆け出した。
玲ってばこういう時だけ逃げ足速いんだから!
普段は全くと行っていいほど動こうとしないくせに!
ソファからテレビのリモコン取るだけであたしを呼びつける始末。
そのくせスラっと痩せてるから癪だよね。
「あーあ、律兄に怒られる。」
「仕方ないでしょ!機械音痴のあたしにカメラマンなんて頼むりっちゃんのせいだもん!」
「つうかいまどきデジカメも使いこなせないなんて、ありえなくない?あ、愛ってまだガラケーなんだっけ。」
な、なによ!!
ガラケーをバカにしないでよね!
そもそもあたしがガラケーなのは玲がスマホがいいって駄々こねて、少しでも経費を削減するためなんだからね!
< 1 / 408 >