一ノ瀬さん家の家庭事情。LAST season
直君、あたしも同じこと思ったよ!
優兄のあの口調からしてどんな恐ろしいゴミ屋敷なのかと想像してたけど、むしろあたしと玲の部屋の方が汚いかも、ってくらいに普通に片付いてる。
「なんだよ、優のやつそんなこと言ってたのか…」
「もしかして誰かに片付けてもらったの!?」
直君がニヤっと笑う。
えっ!?
誰に!?
まさか女の子じゃないよね?
ほのちゃんっていう超絶美人な彼女がいながら浮気するなんて許せないからね!?
「まあ、そうなんだけど…」
はい!?
「誰!?まさか二股?」
直君ストレートナイス!
「は?バカ、ちげえよ、片付けたのは…」
真兄が怪訝な顔をしたその瞬間、ガチャっと玄関のドアが開く音がして、バタバタと誰かが部屋に入ってきた。
なに!?
まさか泥棒?
こんなに堂々と!?
「真〜〜!助けてくれや!!部屋に!部屋に黒い悪魔が出たんや!!!」
今にも泣きそうな形相と丸めた雑誌を持ったその人は…
優兄のあの口調からしてどんな恐ろしいゴミ屋敷なのかと想像してたけど、むしろあたしと玲の部屋の方が汚いかも、ってくらいに普通に片付いてる。
「なんだよ、優のやつそんなこと言ってたのか…」
「もしかして誰かに片付けてもらったの!?」
直君がニヤっと笑う。
えっ!?
誰に!?
まさか女の子じゃないよね?
ほのちゃんっていう超絶美人な彼女がいながら浮気するなんて許せないからね!?
「まあ、そうなんだけど…」
はい!?
「誰!?まさか二股?」
直君ストレートナイス!
「は?バカ、ちげえよ、片付けたのは…」
真兄が怪訝な顔をしたその瞬間、ガチャっと玄関のドアが開く音がして、バタバタと誰かが部屋に入ってきた。
なに!?
まさか泥棒?
こんなに堂々と!?
「真〜〜!助けてくれや!!部屋に!部屋に黒い悪魔が出たんや!!!」
今にも泣きそうな形相と丸めた雑誌を持ったその人は…