一ノ瀬さん家の家庭事情。LAST season
ミカリン、その観察眼ちょっと怖いです…
ガールズトークはなかなか尽きなくて、門限ギリギリになって慌てるあたしなのでした。
「いよいよだね、明日。」
ほのちゃんがボールを磨きながらしみじみとした口調で言う。
「合宿なんてワクワクしますね!あたしの学校、そういうのなかったんですよ!」
咲耶ちゃんは楽しそうにユニホームをたたんでいる。
そう、明日から毎年夏恒例行事、バスケ部の夏合宿。
いつもは夏休みになってから行くんだけど、今回は県大会が少し早めに行われるためこの時期に行くことになった。
これで負けたら三年生は引退。
去年は県大会準決勝まで行ったんだけど強豪である朝日学園に負けたんだ。
あれからキャプテンが真兄から浅丘君に引き継がれ、副キャプテンは久住君。
浅丘君の怪我など試練もたくさんあったけど、いよいよ本当にラストスパートなんだ。
「今年は涼太も辰樹もいるし、決勝リーグまで行けると思います!」
ガールズトークはなかなか尽きなくて、門限ギリギリになって慌てるあたしなのでした。
「いよいよだね、明日。」
ほのちゃんがボールを磨きながらしみじみとした口調で言う。
「合宿なんてワクワクしますね!あたしの学校、そういうのなかったんですよ!」
咲耶ちゃんは楽しそうにユニホームをたたんでいる。
そう、明日から毎年夏恒例行事、バスケ部の夏合宿。
いつもは夏休みになってから行くんだけど、今回は県大会が少し早めに行われるためこの時期に行くことになった。
これで負けたら三年生は引退。
去年は県大会準決勝まで行ったんだけど強豪である朝日学園に負けたんだ。
あれからキャプテンが真兄から浅丘君に引き継がれ、副キャプテンは久住君。
浅丘君の怪我など試練もたくさんあったけど、いよいよ本当にラストスパートなんだ。
「今年は涼太も辰樹もいるし、決勝リーグまで行けると思います!」