恋愛最前線
智身の手を 彼は強く握り締めた。

「…」
「どうしたい?」
「付合いたいよ…」

「…じゃあ…俺でいいのかって悩むのじゃなくて。自分に自信もてる人になろうよ…」


智身は、傷ついた、少年に 優しくキスした…

「痛い?」
「だいじょぶ」

惣市は智身の体を抱き締める。

「冷たい…寒い?」

「寒くないよ」

惣市は智身のキャミソールを脱がす。

ブラジャーの上から、乳首を噛んだ…

「…ん…」

ブラジャーをはずす。
胸の間に 顔を埋めた。
「気持ちぃぃ」

惣市の呼吸に智身は
「くすぐったい…」と笑う…


ここへ来て 何度目のセックスだろう…


ずっと 夏休みが続けばいいのに…



翌朝… 隣には 彼女がいた。


時計はまだ6時…

いつもなら 自分の部屋に戻る彼女。


今日は、隣にいた。

「…んん…」

彼女が少し目を覚ます…
「…もぉ起きるの…?」
「…起きないっ…」

彼女は彼の腕にピタリとくっついてくる。

惣市は、彼女にキスをすると、抱き締めたまま また 眠りについた…




あと 一週間…
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