恋愛最前線
智身も、離れているこの3日間 悩んでいた…。

彼と 一番 よい距離の保ち方、親の立場を含めて…

どうしたら。

全てが、丸く収まるのか…

惣市に 3日間 自分の考えていた事を話す。


惣市は
黙って聞いていた…

智身は、服を着ると。

「…帰ろ…」

智身は待ってるから 着替えてね…と

部屋の外に出た。

矢島が、智身の乱れた衣類を見て

「だいじょぶですか?」
「…だいじょぶです。お願いがあるんです…」


少しして 惣市は 部屋から出て来る。


矢島は、
「フミさん…このことは社長には秘密だよ。ちょっとへやの片付けが大変かもしれない…」

そう言って 2人を乗せると、駒沢のマンションで降ろす。

「矢島さん…ありがとうございます」


「何かありましたら、すぐに連絡下さい。24時間いつでもだいじょぶですから」

「はい。多分だいじょぶですから」

智身は笑顔だ。

「あなたなら、彼を…救えるかもしれない…」


「矢島さん…。これ私の番号です」


智身も自分の携帯番号を矢島に渡した。


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