恋愛最前線
「ドウだった?」

教室につくなり 惣市は明良に抱き付く。

「俺がダメなわけないじゃない?」

「やった?」

惣市は明良のクビを絞める。
ゲホゲホしながら 明良は…

「あの時間に帰ってできないだろー」

「早くやっちゃえよ。俺のように。ハッハッハッ」


「…」

「なに?ビビってんの?」

惣市の言葉に…

「ビビりはないよ…。タイミングじゃん」

惣市は

「うん…。俺…ドーテー恥ずかしかったから。さっさとやらしてもらったけど。今思えば、ドーテーで、ほんとに好きな人と出来りゃ良かったとおもう…」

「なんか…分かる気がする…」

「俺ら…はやばやと大人になっちったじゃん?」
「もうすこし…ゆっくり過ごせばよかったな。…」

2人の少年は、少し 後悔…

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