SECOND♢HERO
だって嬉しすぎんだろ!
花恋先輩のこと考えてたら、本人から電話、しかも明日会いたいって!
これって通じあってるってこと!?
いや、まあ俺は常日頃花恋先輩のことばっか考えてんだけどさ!
「ちょっと梓!うるさい!」
そんな柚の声も聞こえないくらい、俺は浮かれていた。
「フフーン♪フーン♪」
「ちょっと園田君、静かにして。」
先生から睨まれて、おっと、やべえ。
次の日も引き続いて俺は浮かれていた。
あと一時間、この授業に耐えさせすれば花恋先輩に会えるんだ!
あー、早くおわんねえかな!
数学なんて問いてられっかよ!
「今日ご機嫌だね、園田。」
隣の席の栗原が言う。
「おう、まあな!」
他人から見ても嬉しそうな俺はやっぱり単純。
そして補習の終わりのチャイムが鳴るとともに、俺はリュックを掴み、教室を飛び出した。
もう先輩、いるかな?
早く、早く!
花恋先輩のこと考えてたら、本人から電話、しかも明日会いたいって!
これって通じあってるってこと!?
いや、まあ俺は常日頃花恋先輩のことばっか考えてんだけどさ!
「ちょっと梓!うるさい!」
そんな柚の声も聞こえないくらい、俺は浮かれていた。
「フフーン♪フーン♪」
「ちょっと園田君、静かにして。」
先生から睨まれて、おっと、やべえ。
次の日も引き続いて俺は浮かれていた。
あと一時間、この授業に耐えさせすれば花恋先輩に会えるんだ!
あー、早くおわんねえかな!
数学なんて問いてられっかよ!
「今日ご機嫌だね、園田。」
隣の席の栗原が言う。
「おう、まあな!」
他人から見ても嬉しそうな俺はやっぱり単純。
そして補習の終わりのチャイムが鳴るとともに、俺はリュックを掴み、教室を飛び出した。
もう先輩、いるかな?
早く、早く!