SECOND♢HERO
そして唇を重ねあわせる。
久しぶりの、キス。
そっと離すと、潤んだ目で俺を見つめる花恋先輩。
本気でマズイ。
もっと、もっと、先輩がほしいよ。
「…んっ…」
もう一度、もう一回。
回数を重ねるごとに頭の中が真っ白になっていく。
「…好き、大好き…花恋先輩…」
「あ、ずさ…くん…んっ…」
可愛い声に、吐息の混じった声に胸がバクバク鳴り出して。
「…先輩は、俺のこと好き、ですか…?」
お願い、言ってよ。
俺のこと、好きって。
「…じゃない…」
えっ!?
す、好きじゃない!?
「梓君?」
やっぱり、好きじゃない!?
…泣きそう…
「すみません、俺…先輩に好きじゃないって言われても、俺は先輩のこと、好きなの、やめられそうにないです…」
すると花恋先輩はきょとんとした顔になった。
「私、いつ好きじゃないなんて言った?」
へ?
さっき…
よく聞こえなかったけど、…じゃない、好きじゃないって聞こえた!
久しぶりの、キス。
そっと離すと、潤んだ目で俺を見つめる花恋先輩。
本気でマズイ。
もっと、もっと、先輩がほしいよ。
「…んっ…」
もう一度、もう一回。
回数を重ねるごとに頭の中が真っ白になっていく。
「…好き、大好き…花恋先輩…」
「あ、ずさ…くん…んっ…」
可愛い声に、吐息の混じった声に胸がバクバク鳴り出して。
「…先輩は、俺のこと好き、ですか…?」
お願い、言ってよ。
俺のこと、好きって。
「…じゃない…」
えっ!?
す、好きじゃない!?
「梓君?」
やっぱり、好きじゃない!?
…泣きそう…
「すみません、俺…先輩に好きじゃないって言われても、俺は先輩のこと、好きなの、やめられそうにないです…」
すると花恋先輩はきょとんとした顔になった。
「私、いつ好きじゃないなんて言った?」
へ?
さっき…
よく聞こえなかったけど、…じゃない、好きじゃないって聞こえた!