SECOND♢HERO
優勝したら、花恋先輩も認めてくれるかな?
って、バカか!
自分で自分は推薦できないし、そもそも俺が優勝なんて出来るわけない。
今年は大人しくしとくか…
「園田、ミスコンでたいなら、あたしが推薦してあげようか?」
隣の席にいた栗原がニコニコしながら言った。
「え?いやいや、無理だって。」
「えー、そうかな?園田ならきっと、ううん、てか絶対に優勝できるよ!ね、ミスコン出よう!」
俺が、絶対に優勝できる!?
何を根拠にそんなことを言ってるんだろう…
でもこいつは嘘をつくようなやつじゃないし、栗原の周りにいた女子たちも
「園田君なら優勝できるよ!」
「あたしも推薦する!」
なんて言ってるし…
あれ、これが人生に三度あるっていう、いわゆるモテ期ってやつ!?
「ね、エントリーしようよ!」
「そ、そこまで言うなら、仕方ねえな!」
俺はエントリー用紙にまんまとサインをしてしまったんだ。
って、バカか!
自分で自分は推薦できないし、そもそも俺が優勝なんて出来るわけない。
今年は大人しくしとくか…
「園田、ミスコンでたいなら、あたしが推薦してあげようか?」
隣の席にいた栗原がニコニコしながら言った。
「え?いやいや、無理だって。」
「えー、そうかな?園田ならきっと、ううん、てか絶対に優勝できるよ!ね、ミスコン出よう!」
俺が、絶対に優勝できる!?
何を根拠にそんなことを言ってるんだろう…
でもこいつは嘘をつくようなやつじゃないし、栗原の周りにいた女子たちも
「園田君なら優勝できるよ!」
「あたしも推薦する!」
なんて言ってるし…
あれ、これが人生に三度あるっていう、いわゆるモテ期ってやつ!?
「ね、エントリーしようよ!」
「そ、そこまで言うなら、仕方ねえな!」
俺はエントリー用紙にまんまとサインをしてしまったんだ。