SECOND♢HERO
オエッ
やっぱり苦い!
「で、どうしたの?数学の質問?」
そんな俺に気を使ったのか、何も言わずににこやかに話を続ける神崎。
「いやー、その、先生はなんで先生になろうと思ったんですか?」
ずっと聞いてみたかったこの質問。
どうせ年配の教師に聞いたって教えてくれない。
だから一番若いであろう、神崎に聞いてみたかったんだ。
「うーん、なんでだろう…」
すこし考えこむと、困ったように笑う。
「でも、兄の影響かな。」
兄?
「俺の兄が大学で教育学部で、体育の先生目指してたんだよ。実習の話とか聞いてたから、楽しそうだなって思って、そしたら自然と教育学部を目指すようになった。」
へえ…
そういえば、この人、たしか真の親戚なんだっけ?
よく見ると真に似てるような、いや、似てないような…
「園田君?」
「あっ、すみません!」
自分から聞いといて、何ボーッとしてんだ!
やっぱり苦い!
「で、どうしたの?数学の質問?」
そんな俺に気を使ったのか、何も言わずににこやかに話を続ける神崎。
「いやー、その、先生はなんで先生になろうと思ったんですか?」
ずっと聞いてみたかったこの質問。
どうせ年配の教師に聞いたって教えてくれない。
だから一番若いであろう、神崎に聞いてみたかったんだ。
「うーん、なんでだろう…」
すこし考えこむと、困ったように笑う。
「でも、兄の影響かな。」
兄?
「俺の兄が大学で教育学部で、体育の先生目指してたんだよ。実習の話とか聞いてたから、楽しそうだなって思って、そしたら自然と教育学部を目指すようになった。」
へえ…
そういえば、この人、たしか真の親戚なんだっけ?
よく見ると真に似てるような、いや、似てないような…
「園田君?」
「あっ、すみません!」
自分から聞いといて、何ボーッとしてんだ!