SECOND♢HERO
「梓君、寒かったよね。上がって。」
花恋先輩に促され、初めて入る、花恋先輩のお家。
今まで家の前までは何度も来たことがあったけど、上がらせてもらったのは今日が初めて。
なんか、いい匂いがする。
って、変態か、俺は!
「今ね、ケーキ焼いてたの。パウンドケーキなんだけど、食べる?」
「はい!食べます!」
花恋先輩の作ったものならなんだって食べます!
にしても広い家だな。
家よりも広いんじゃない?
しかもめちゃくちゃ綺麗にしてある。
五人家族それぞれのものが散乱しまくっている我が家のリビングとは大違いで、インテリアもおしゃれ。
おもわずキョロキョロあたりを見回していると、あるものが目に入った。
それはテレビの横にあるダッシュボードの上に飾られた、たくさんの写真立て。
そこにうつるのはさっき見た花恋先輩のお父さんと、小さい花恋先輩。
そしてすごく綺麗な女の人。
「綺麗でしょ?私のお母さん。」
花恋先輩に促され、初めて入る、花恋先輩のお家。
今まで家の前までは何度も来たことがあったけど、上がらせてもらったのは今日が初めて。
なんか、いい匂いがする。
って、変態か、俺は!
「今ね、ケーキ焼いてたの。パウンドケーキなんだけど、食べる?」
「はい!食べます!」
花恋先輩の作ったものならなんだって食べます!
にしても広い家だな。
家よりも広いんじゃない?
しかもめちゃくちゃ綺麗にしてある。
五人家族それぞれのものが散乱しまくっている我が家のリビングとは大違いで、インテリアもおしゃれ。
おもわずキョロキョロあたりを見回していると、あるものが目に入った。
それはテレビの横にあるダッシュボードの上に飾られた、たくさんの写真立て。
そこにうつるのはさっき見た花恋先輩のお父さんと、小さい花恋先輩。
そしてすごく綺麗な女の人。
「綺麗でしょ?私のお母さん。」