SECOND♢HERO
「お疲れ様でーす!」
それから三日後、卒業式を明日に控えた今日はハンドボール部のお別れ会。
三年の受験がやっと一段落つき、大学進学のため出て行く奴らも多いとのことで今日やることになったらしい。
「梓先輩、朝比奈大受けたんですよね?すげえ!頭良かったんですね!」
「おい、どういうことだ!」
ジュースを飲みながら軽口をたたくのは後輩で現エースの慧斗。
「そういえば知ってます?大和先輩って永峰先輩とヨリ戻したんですよね!やー、やっぱお似合いだよな、あの二人!」
俺はのんきにそういった慧斗の首根っこを思わず掴んでいた。
「ど、どういうことだよ!それ!」
「え?梓先輩、大和先輩から聞いてないんですか?俺、この前たまたま見たんです。学校近くのカフェで二人が楽しそうに話してるとこ。やっぱり美男美女は目の保養になりますよね、まあ入る好きもないっつーか。」
なんだよ、それ。
聞いてないよ。
それから三日後、卒業式を明日に控えた今日はハンドボール部のお別れ会。
三年の受験がやっと一段落つき、大学進学のため出て行く奴らも多いとのことで今日やることになったらしい。
「梓先輩、朝比奈大受けたんですよね?すげえ!頭良かったんですね!」
「おい、どういうことだ!」
ジュースを飲みながら軽口をたたくのは後輩で現エースの慧斗。
「そういえば知ってます?大和先輩って永峰先輩とヨリ戻したんですよね!やー、やっぱお似合いだよな、あの二人!」
俺はのんきにそういった慧斗の首根っこを思わず掴んでいた。
「ど、どういうことだよ!それ!」
「え?梓先輩、大和先輩から聞いてないんですか?俺、この前たまたま見たんです。学校近くのカフェで二人が楽しそうに話してるとこ。やっぱり美男美女は目の保養になりますよね、まあ入る好きもないっつーか。」
なんだよ、それ。
聞いてないよ。