SECOND♢HERO
「俺…」
「あ、わかってますよ。梓先輩、好きな人いますよね。だからあたし、付き合いたいとかそういうんじゃなくて、ただ自分の気持ちを伝えたかったんです。」
そうキッパリ言った紺野のこと、かっこいいなって思った。
「ありがとな!すげえ、嬉しかったよ。」
「いえ!先輩も頑張ってくださいね!あ、あと明日、卒業式のあと先輩の第二ボタンくれませんか?」
俺の第二ボタン、ほしいっていうやつがいるなんて、驚きだ。
「うん、わかった。」
「ありがとうございます!」
紺野は笑うと、また騒がしい部屋に戻っていった。
俺もそろそろちゃんとけじめを付けないといけない。
明日、花恋先輩に振られたら、もう終わらせよう。
気持ちは残っても、当分花恋先輩のことを考えてしまっても、それでもいいから。
この恋を、ちゃんと終わらせるんだ。
きっとこの恋は俺を成長させてくれた。
花恋先輩を好きになって、本当に良かった。
「あ、わかってますよ。梓先輩、好きな人いますよね。だからあたし、付き合いたいとかそういうんじゃなくて、ただ自分の気持ちを伝えたかったんです。」
そうキッパリ言った紺野のこと、かっこいいなって思った。
「ありがとな!すげえ、嬉しかったよ。」
「いえ!先輩も頑張ってくださいね!あ、あと明日、卒業式のあと先輩の第二ボタンくれませんか?」
俺の第二ボタン、ほしいっていうやつがいるなんて、驚きだ。
「うん、わかった。」
「ありがとうございます!」
紺野は笑うと、また騒がしい部屋に戻っていった。
俺もそろそろちゃんとけじめを付けないといけない。
明日、花恋先輩に振られたら、もう終わらせよう。
気持ちは残っても、当分花恋先輩のことを考えてしまっても、それでもいいから。
この恋を、ちゃんと終わらせるんだ。
きっとこの恋は俺を成長させてくれた。
花恋先輩を好きになって、本当に良かった。