SECOND♢HERO
なんでも大和たち四人は入学当初から有名だったらしい。
そういう話題に疎い私は恋愛も未経験で。
そんな私が大和を好きになったのは二年生の夏頃。
その日は日直の仕事で、前が見えないくらい重いノートを抱えてよたよたと歩いていた。
するとヒョイッと視界が広がって。
「俺が持っていきますよ、職員室ですか?」
たったそれだけだったのに。
それからどんどん知りたいって思うようになって。
あまり笑わない、話さない、どちらかといえば物静か。
クールで一見無愛想に見えるけど、本当は優しい人なんだ。
気がつくと目でいつも追っていた。
校内で探していた。
「それは恋だね。」
思い切って妃咲に打ち明けると、キッパリとそう言われた。
ずっと憧れていた恋。
告白はされたことはあったけど、みんな全然知らない人で、どうして私みたいな地味でつまんない子にって思ってた。
私は、はじめて大和に恋に落ちたんだ。
そういう話題に疎い私は恋愛も未経験で。
そんな私が大和を好きになったのは二年生の夏頃。
その日は日直の仕事で、前が見えないくらい重いノートを抱えてよたよたと歩いていた。
するとヒョイッと視界が広がって。
「俺が持っていきますよ、職員室ですか?」
たったそれだけだったのに。
それからどんどん知りたいって思うようになって。
あまり笑わない、話さない、どちらかといえば物静か。
クールで一見無愛想に見えるけど、本当は優しい人なんだ。
気がつくと目でいつも追っていた。
校内で探していた。
「それは恋だね。」
思い切って妃咲に打ち明けると、キッパリとそう言われた。
ずっと憧れていた恋。
告白はされたことはあったけど、みんな全然知らない人で、どうして私みたいな地味でつまんない子にって思ってた。
私は、はじめて大和に恋に落ちたんだ。