最期マデ、アソボ
だが、現実は甘くなかった。

奏は少しでも動いた人を見つければ殺す。

いつの間にか三分の一の人数が減っていた。

花梨はもっとみんなを絶望に陥れるような事を言った。

花「あと十分!瞬きをしてもダメという新ルールを追加します!では続きをお楽しみくださ〜い!」

みんなはあと十分という時間の長さと、次は瞬きをしても殺されるという恐怖で顔が歪んできた。

流石の莉乃たちも怖がっていた。

奏「ダールマさんがこーろんだ。」

振り向くと、一樹が瞬きをしていた。

そして一樹が殺された。

花梨は言った。

花「ふふふっ、せいぜい地獄ライフを楽しむといいわ!」

莉乃たちは怒りと恐怖で動きそうになったが、ギリギリ堪えた。

その後も何人かが殺され、血の海ができていた。

それを見た人はどんどん恐怖に満ちた顔になっていた。

花梨はそんな人たちを見て不気味に笑っていた...

花梨を見た萌香は一瞬震えた。でもすぐに気を取り直して前を向いた。
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