最期マデ、アソボ

楽シイ、カクレンボ

花梨は全員が隠れたのを確認してからスタートの合図を言った。

花「それでは始めます!よーいスタート!」

花梨の合図で奏は探し始めた。

まず、1人...2人...と、どんどん見つけていき、見つかったものから殺していく。

おかげで返り血で黒いコートが真っ赤に染まっていた。

そして毎秒、毎秒叫び声が聞こえ続ける。

近所の人たちはついに何事?と思って学校に行った。

すると、奏が運悪く校門近くで教師を殺していた。

1人のおばさんが言った。

「ちょっと君!なんで人を殺しているのよ!まだ小学生でしょ?警察に捕まるわよ!こんな小さいうちから!やめなさい!」

他の人たちもそれに便乗するように色々と言ってきた。

「そうよそうよ!それに返り血だらけじゃない!」

「いったい何人もの人を殺したんだ!」

「君の親はどこにいるんだい?」

「親が悲しむよ!」

小さい幼稚園児たちは泣きじゃくり、大人たちは理由を問い続け、とうとう我慢出来なくなった奏は花梨に聞いた。

奏「花梨さん。この人たちも殺してしまっていいですか?この人たちも花梨さんが助けを求めているというのに助けなかった共犯ですよね?」
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