最期マデ、アソボ
そう、花梨は近所の人たちにも助けを求めていた。だが誰もそんなの子供の悪ふざけだろ。と言って助けてくれなかった。

そしてその人たちにも花梨は復讐したかった。だからちょうどよかったのだ。

二度手間が省けた。と花梨は思った。

でも、近所の人たちは花梨という名を聞くと顔が一気に青くなった。

花梨という名に心当たりがあったのだろう。そしてその花梨が今ここにいることに恐怖を感じたのだろう。

花梨は自殺したという話だったからみんなびっくりしていた。

子供達や赤ちゃんは泣きじゃくったままだったが、親が静かにしなさいと言ったおかげなのだろうか。

それとも花梨という名に反応したのだろうか。

理由はわからないが静まり返っていた。

花梨は言った。

花「奏。いいわ。その人たちも殺してちょうだい。さっさと殺して良いよ。まだ学校にいる教師や生徒も見つけないとだから。
それにそいつらは私のことを無視したんだからあなたたちの意見も受け入れない。
どうせ言い訳なんだから。必死に生き延びようとしてする言い訳。
それが真実でも受け入れない。だってこれをしたのはあなた達なんだから。自業自得よ。
そのうるさいチビ達も殺して良いわ。あんた達もこんな親の子になりたくなかっただろうし私を恨まれても困るからね。
全部チビ達の親のせいなんだから。」

奏「わかりました。時間がないのでサクッと殺しますね。」

「ちょっと「ちょっとなんですか?さっきの話聞いてました?言い訳は無用。てわけであなたから死んでもらいます。」

そう言って女の首を切り落とした。

「ヒィ...!」

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