バッカスの女神様の裏話(蘊蓄がもれちゃいます)
引用181P

「よきキリスト教徒の鶏鍋」
小さな鶏の逸話がある。

ひとりの修道士がある日、両親を訪ねるために修道院をあとにした。
それは断食日で、彼は地面をついばんでいる何羽かの鶏を目にしたので、杖をとってそのうちの一羽を殴り殺し、それを両親への土産にした。

「ほら、これは僕が今日食べるつもりだったものだよ」
両親は尋ねた。

「お前は断食を破るお許しをもらっているのかい?」
修道士は答えた。
「いや、鶏は肉じゃないよ。四つ足でもないし、魚と同じように殺したその日のうちにさばくものだからね」

材料(4人分)
ニンニク一片・若鳥2キロ・人参4本・キャベツ1/4個・セロリ4本・塩・黒コショウ
レモン(薄切り1枚)
鶏のブイヨン2リットル・クリーム200ミリリットル・あら塩10g

作り方
1・胸を下に向けて大きな深鍋に入れ、約2時間半焼く。

焼き時間が終わる1時間前にひっくり返して焼き色をつける。

焼き時間の間は煮汁をかけ、脂肪を少しずつすくいとる。

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クリスマスに食べる鳥のローストってやつですか・・・
豪快ですね。

でも、杖で殴り殺された鶏クンは・・・天国に行けたのでしょうかね?

私は魚を三枚におろしたことはあるけど、鶏は骨のついているのなら、モモ肉とか手羽ぐらいしか料理したことはない。

別件で以前、中国人の女性と結婚した人から聞いたのだけど、
出産したら鶏のスープを必ず飲ますようにと、義母に言われたのだとか。

しかも、鶏は「高齢の鶏じゃないとダメ」と指定が入ったのだ。
そのダンナ、日本では高齢の鶏なんか売っていないと嘆いていたんだぜ。

確かにスーパーでは銘柄鶏とか、部位別でしか売っていないよね。
奥さん、里帰り出産したのかな?

なぜに「高齢の鶏」という、指定が入ったのか謎だが・・・

食の話は・・・おもろいにゃ。
なんか、ケンタのチキン食べようかな?
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