ずっと君が好きだった～やっぱり好き！忘れなれない！諦められない！

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｢今日は折り入ってお願いがあるんだけどねぇ、
実はそろそろ引退を考えててね、
事務所を若い職員に代替えをしようと思って、
鈴木君、手伝って貰えないかなぁ｣
お義父さんのお願いは大抵のことは断れない。
ただ、離婚したのに跡継ぎの話しを受けるわけにはいかない。

｢勘違いしてない？
後を継ぐのは君じゃないよ、
今うちで働いてい貰ってる『天宮香那』ちゃん、ひまわり調剤薬局の娘さんだから｣

｢ひまわり調剤薬局の…｣
で、どうして俺が出てくるんだ？
先生の考えていることがよく判らない。

｢まあもう少し働くつもりだから追々ね
一応考えといて｣

『ちょっとお茶でも』って、呼び出され、言いたいことだけ言って帰っていった。
ひらひら手を振って、古狸の考えていることが判らない。