Sunshine Days
9つながる思い
side日菜
今日は終業式兼、クリスマスイブ。
教室のみんなも朝からどこか浮き足立っていて。
「ひーなちゃん!俺、今日のプレゼントにこれ買ったんだけど、どうかな?」
隣の席から中原君が雑誌を見せてくる。
その指の先には、かわいいブレスレット。
薄い紫色の石がついていて、シンプルの中にも大人っぽさと可愛さが混じっている。
「うん!すっごく美恵ちゃんに似合うと思う!」
それに美恵ちゃんが好きそうなデザインだし!
「まじ!?やったー!親友の日菜ちゃんが言うなら間違いないよな!」
中原君は嬉しそうに笑った。
そっか、今日はみんな好きな人と過ごすんだ。
あたしはそれが、少し、ううん、かなり羨ましかったり。
あたしもいつか、好きな人と一緒にケーキ食べたり、プレゼント交換したりしたいな。
「うわー、外寒そう!なんか曇ってるし、雪降りそうじゃない?」
腕を擦りながら美恵ちゃんが席にやってきた。
教室のみんなも朝からどこか浮き足立っていて。
「ひーなちゃん!俺、今日のプレゼントにこれ買ったんだけど、どうかな?」
隣の席から中原君が雑誌を見せてくる。
その指の先には、かわいいブレスレット。
薄い紫色の石がついていて、シンプルの中にも大人っぽさと可愛さが混じっている。
「うん!すっごく美恵ちゃんに似合うと思う!」
それに美恵ちゃんが好きそうなデザインだし!
「まじ!?やったー!親友の日菜ちゃんが言うなら間違いないよな!」
中原君は嬉しそうに笑った。
そっか、今日はみんな好きな人と過ごすんだ。
あたしはそれが、少し、ううん、かなり羨ましかったり。
あたしもいつか、好きな人と一緒にケーキ食べたり、プレゼント交換したりしたいな。
「うわー、外寒そう!なんか曇ってるし、雪降りそうじゃない?」
腕を擦りながら美恵ちゃんが席にやってきた。