君は大人の玩具という。



あなたは自分を、大人の玩具(おもちゃ)という。

その通り。

一度ハマったら手放せない。

大人がクセになるような、
そんな私の、特別な…


「牧先生」

「ん?」

「ありがとう」

「…ふふ」


牧は飛び切りの笑顔を向けてから、
顔を上げて言った。


「ではでは皆さん、いいですか?」

「はい!」

「タイムアウト」


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