一夏夕涼み

6章 大志 編

1-3大志編

学校に着き先生と話している直樹を待っている時。

「おはよう大志君」

桜が優しく声をかけてきた、桜とは幼稚園からの幼馴染みだ、大志と桜は兄弟のように慣れ親しんでいる。

周りからはよくカップルと間違われるが決して付き合ってはいない、そこに直輝と合流して3人で教室に向かう。

おんなじ教室の桜と大志と直樹はよく3人でおしゃべりしている、この時間が大志が一番好きな時間の一つだ。

担任の樋口先生が教室に入ってきていつも通りの授業が始まる、大志の席は教室の1番後ろの窓側の席だ。

いつも心地よい日差しのせいか大志は居眠りをしている、その前の席に直樹が座っている、桜はと言うと問題児なので1番前の席に座らされている。

いつも通りの授業も退屈ではない、いつも通り3人でお昼ご飯を食べ、6時間目の授業もを受け放課後になった。

直樹はサッカー部なのでそののまま学校に残る、そしてさくらもバレー部なので でそのまま学校に残るのだった。

ここでは大半の生徒が部活動をしており大志は唯一部活動をしていない。
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