早河シリーズ第五幕【揚羽蝶】
成長途中の胸はふかふかと柔らかく、細い腰はやはり折れてしまいそうで怖かった。僕の手がパンツを脱がそうとすると杏奈は身をよじって布団で身体を隠してしまう。
「あ……っ! 待って、待って! 恥ずかしい」
『準備万端じゃなかったの?』
「そうだけどぉ……全部見られるのは……恥ずかしい……」
『ここをほぐさないときっと痛いよ? いいの?』
布団の中で探り当てた杏奈の下半身に触れた。ビクッと震えた杏奈は恐る恐る布団の隙間から僕を見上げる。
「痛いのは嫌……」
『なるべく痛くないように頑張るから。だから見せて?』
「……先生、ずるい。そんな格好いい顔でエッチなこと言って!」
『見せてって言っただけ』
「見たいって素直に言えばいいのに」
口が達者な杏奈の額にキスを落とす。見たいとは口が裂けても言えない。
年上としては余裕のなさを見せられない。でも、本音は余裕なんてなかった。
杏奈の身体を覆う布団を取っ払い、まだかすかに抵抗を見せた彼女のパンツを一気に剥いだ。
「ひゃあ……恥ずかしい……やだ……」
裸を晒した杏奈は両手で顔を覆う。こちらからは脇や胸が丸見えだと彼女は気付かない。
最初は指一本を入れるのも痛がった。次第に慣れてきた頃にもう一本の指を入れ、杏奈の膣から漏れる卑猥な音が僕の神経を昂らせる。
僕がソコを舐め始めた頃には杏奈の息は荒くなり、甘ったるい声を出していた。ここのアパートの壁は薄い。隣室が空き部屋で助かった。
「あの……先生のは……いいの?」
『ん?』
「だから……私ばかりがしてもらっちゃってるでしょ? えっと……」
軽い絶頂を味わった杏奈はまだ呼吸が乱れている。彼女の手が僕の下半身に下着越しに触れた。触れられるだけで僕のソコもビクッと震える。
『初めてなんだから無理しなくていいよ』
「でも……私も先生を気持ちよくさせてみたい」
杏奈が僕の下着をずらすと、飛び出してきたモノに目を見開いた。彼女はそっとそれに手を伸ばす。
「凄いね……男の人ってこんなになるんだ……」
『いつもはこんなんじゃないけどね』
「ふふっ。私で興奮してくれたってことだよね。嬉しい」
じっくり観察されるのも、鼻を近付けて匂いを嗅がれるのも羞恥心が芽生える。
初めて食べる料理を目の前にしたような顔で、杏奈は目を瞑って僕を口に入れた。温かな杏奈の口の中で杏奈の唾液に包まれた僕は初めてこの行為に幸福を感じた。
これまでの女達が同じ行為をしてくれていた時は気持ち良さはあっても幸福なんて感じなかった。
「あ……っ! 待って、待って! 恥ずかしい」
『準備万端じゃなかったの?』
「そうだけどぉ……全部見られるのは……恥ずかしい……」
『ここをほぐさないときっと痛いよ? いいの?』
布団の中で探り当てた杏奈の下半身に触れた。ビクッと震えた杏奈は恐る恐る布団の隙間から僕を見上げる。
「痛いのは嫌……」
『なるべく痛くないように頑張るから。だから見せて?』
「……先生、ずるい。そんな格好いい顔でエッチなこと言って!」
『見せてって言っただけ』
「見たいって素直に言えばいいのに」
口が達者な杏奈の額にキスを落とす。見たいとは口が裂けても言えない。
年上としては余裕のなさを見せられない。でも、本音は余裕なんてなかった。
杏奈の身体を覆う布団を取っ払い、まだかすかに抵抗を見せた彼女のパンツを一気に剥いだ。
「ひゃあ……恥ずかしい……やだ……」
裸を晒した杏奈は両手で顔を覆う。こちらからは脇や胸が丸見えだと彼女は気付かない。
最初は指一本を入れるのも痛がった。次第に慣れてきた頃にもう一本の指を入れ、杏奈の膣から漏れる卑猥な音が僕の神経を昂らせる。
僕がソコを舐め始めた頃には杏奈の息は荒くなり、甘ったるい声を出していた。ここのアパートの壁は薄い。隣室が空き部屋で助かった。
「あの……先生のは……いいの?」
『ん?』
「だから……私ばかりがしてもらっちゃってるでしょ? えっと……」
軽い絶頂を味わった杏奈はまだ呼吸が乱れている。彼女の手が僕の下半身に下着越しに触れた。触れられるだけで僕のソコもビクッと震える。
『初めてなんだから無理しなくていいよ』
「でも……私も先生を気持ちよくさせてみたい」
杏奈が僕の下着をずらすと、飛び出してきたモノに目を見開いた。彼女はそっとそれに手を伸ばす。
「凄いね……男の人ってこんなになるんだ……」
『いつもはこんなんじゃないけどね』
「ふふっ。私で興奮してくれたってことだよね。嬉しい」
じっくり観察されるのも、鼻を近付けて匂いを嗅がれるのも羞恥心が芽生える。
初めて食べる料理を目の前にしたような顔で、杏奈は目を瞑って僕を口に入れた。温かな杏奈の口の中で杏奈の唾液に包まれた僕は初めてこの行為に幸福を感じた。
これまでの女達が同じ行為をしてくれていた時は気持ち良さはあっても幸福なんて感じなかった。