一ノ瀬さん家の恋愛事情。
流行りの曲は知ってるつもりなんだけど、何が好き!とかいうのはないんだよね。
私ってつくづく面白くないなあ…
「あっ、はじまる!」
静かなギターの音色から始まったバラード。
賑やかなお祭りのステージが水を打ったように静かになる。
それはその人の声にきっと聞き惚れたから。
スッと胸にささるようなまっすぐな澄んだ声。
なのに力強くて、言葉一つ一つがくっきり形になってる。
一曲目はあっという間に終わって、すぐに大きな歓声に包まれた。
「はー!やっぱり晴世さんの声すげえ。」
一ノ瀬君も興奮したように言う。
ボーカルの女の人はあたしより少し年上なのかな?
幼い感じだけどすごくかわいい。
「こんばんはー!Cielでーす!」
ギターを持った金髪の人が言うと今度はドラムがアップテンポなビートを奏で始め、ロックな感じの曲が始まった。
そのあと三曲ほど演奏し終え、Cielは鳴り止まない拍手の中惜しまれつつ帰っていった。
「すごいかっこよかった!」
私ってつくづく面白くないなあ…
「あっ、はじまる!」
静かなギターの音色から始まったバラード。
賑やかなお祭りのステージが水を打ったように静かになる。
それはその人の声にきっと聞き惚れたから。
スッと胸にささるようなまっすぐな澄んだ声。
なのに力強くて、言葉一つ一つがくっきり形になってる。
一曲目はあっという間に終わって、すぐに大きな歓声に包まれた。
「はー!やっぱり晴世さんの声すげえ。」
一ノ瀬君も興奮したように言う。
ボーカルの女の人はあたしより少し年上なのかな?
幼い感じだけどすごくかわいい。
「こんばんはー!Cielでーす!」
ギターを持った金髪の人が言うと今度はドラムがアップテンポなビートを奏で始め、ロックな感じの曲が始まった。
そのあと三曲ほど演奏し終え、Cielは鳴り止まない拍手の中惜しまれつつ帰っていった。
「すごいかっこよかった!」