一ノ瀬さん家の恋愛事情。
ひえええ!!!
いつのまにか自主練で残ってた葉ちゃんと浅丘君が体育館に戻ってきてた。
「マネージャー!ドリンク!」
大粒の汗を垂らしながら葉ちゃんが倒れそうにフラフラしてる。
早く配らなきゃ、熱中症になる!
「はいはーい!」
急いで汗だくの二人にドリンクを渡す。
「ありがとう、いただきます!」
いつもの変わらない笑顔に安心。
「何の話ししてたの?」
「あー、えっと…」
「愛の初恋の話よ!まあ、初恋とは言えないけど。」
ほのちゃん!
「初恋?」
浅丘君が首を傾ける。
ほのちゃん!
そんな意味深風なこと言い残してどこか行かないで!!
「あのっ、違うの!えーっと…」
違うことはないけど、でも確かにあの思い出は初恋とは言えないくらい大したことないものなのかも。
好きっていう感情をはっきり持ったのは浅丘君が初めてだもん。
「俺は愛だよ。」
へ?
隣に座る浅丘君の横顔を凝視する。
わあ、耳まで赤い。
それは多分、さっきまでの練習のせいでも、夏の暑さのせいでもない。
いつのまにか自主練で残ってた葉ちゃんと浅丘君が体育館に戻ってきてた。
「マネージャー!ドリンク!」
大粒の汗を垂らしながら葉ちゃんが倒れそうにフラフラしてる。
早く配らなきゃ、熱中症になる!
「はいはーい!」
急いで汗だくの二人にドリンクを渡す。
「ありがとう、いただきます!」
いつもの変わらない笑顔に安心。
「何の話ししてたの?」
「あー、えっと…」
「愛の初恋の話よ!まあ、初恋とは言えないけど。」
ほのちゃん!
「初恋?」
浅丘君が首を傾ける。
ほのちゃん!
そんな意味深風なこと言い残してどこか行かないで!!
「あのっ、違うの!えーっと…」
違うことはないけど、でも確かにあの思い出は初恋とは言えないくらい大したことないものなのかも。
好きっていう感情をはっきり持ったのは浅丘君が初めてだもん。
「俺は愛だよ。」
へ?
隣に座る浅丘君の横顔を凝視する。
わあ、耳まで赤い。
それは多分、さっきまでの練習のせいでも、夏の暑さのせいでもない。