彼の溺愛の波に乗せられて

「マイク。俺、日本に大切な人がいるんだ」

「本当か!?」

「ああ。だからもしもの事があったら彼女に伝えて欲しい」

そして俺はマイクに言伝をする。

「わかった。任せろ。でも、それは自分で言うんだ。気合い入れてけ! テンジュ! お前なら成功するさ!」

「ははは! ああ。行ってくる」

待ってろ雅。

親父頼むぞ。

そして俺は海へと向かった。
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