彼の溺愛の波に乗せられて
翌日の夜中、いよいよです。
続々とギャラリーがリビングに集まってきました。
と言ってもうちの家族だけだけど。
そしてやっぱり気になったのか愛莉も見にきた。
テレビを前にして私達は固唾を飲む。
私が天寿を好きだとは愛莉以外は知らないのに、何故かみんな緊張している様子。
「みんな鎌田天寿のファンだったの?」
「ん? まぁ。でもほら、今同じスポットで乗ってる仲間感あるじゃん」
凌雅が答えた。
「俺もそれ」
雅人も続く。
「俺のおかげだろ?」
なんて言ってたっくんはドヤ顔してる。
さっちゃんは相変わらずほわーんとしててみんなの話しをニコニコ聞いている。
「なんか緊張してきたわ」
「ははは。なんで雅が緊張すんだよ」
なんて凌雅に笑われてごもっともだと思うも、やっぱりこんな高い波に挑戦する天寿の無事を願わずにはいられなかった。
続々とギャラリーがリビングに集まってきました。
と言ってもうちの家族だけだけど。
そしてやっぱり気になったのか愛莉も見にきた。
テレビを前にして私達は固唾を飲む。
私が天寿を好きだとは愛莉以外は知らないのに、何故かみんな緊張している様子。
「みんな鎌田天寿のファンだったの?」
「ん? まぁ。でもほら、今同じスポットで乗ってる仲間感あるじゃん」
凌雅が答えた。
「俺もそれ」
雅人も続く。
「俺のおかげだろ?」
なんて言ってたっくんはドヤ顔してる。
さっちゃんは相変わらずほわーんとしててみんなの話しをニコニコ聞いている。
「なんか緊張してきたわ」
「ははは。なんで雅が緊張すんだよ」
なんて凌雅に笑われてごもっともだと思うも、やっぱりこんな高い波に挑戦する天寿の無事を願わずにはいられなかった。