彼の溺愛の波に乗せられて
女の子扱いされると逆にどうしたらいいのかわからなくなる。
家では兄たちは相変わらず容赦ないし。
ちなみに私が働いているジムも女性会員のみのジムなので、スタッフも全員女性だ。
唯一ジムのオーナーは男性らしいが会ったことはないし、誰だかもよくわかってない。
「めちゃくちゃイケメンだったね!」
愛莉が助手席ではしゃいでいる。
「あはは。そうだったね! 私はそれよりもパスタが美味しかったけど」
「それもだけどさー。本当に雅は男に興味ないよねー」
「兄貴たちで腹いっぱい」
「いやいや、違うでしょ。甘酸っぱい恋したいでしょうよ」
「どうせみんな私の事なんて女としてみないし、見られてもどうしたらいいかわかんないもん」
もうあんな思いしたくない。
家では兄たちは相変わらず容赦ないし。
ちなみに私が働いているジムも女性会員のみのジムなので、スタッフも全員女性だ。
唯一ジムのオーナーは男性らしいが会ったことはないし、誰だかもよくわかってない。
「めちゃくちゃイケメンだったね!」
愛莉が助手席ではしゃいでいる。
「あはは。そうだったね! 私はそれよりもパスタが美味しかったけど」
「それもだけどさー。本当に雅は男に興味ないよねー」
「兄貴たちで腹いっぱい」
「いやいや、違うでしょ。甘酸っぱい恋したいでしょうよ」
「どうせみんな私の事なんて女としてみないし、見られてもどうしたらいいかわかんないもん」
もうあんな思いしたくない。