彼の溺愛の波に乗せられて
「雅。こっち向いて」
起きたらしい。
私はクルッと向きを変えて天寿と向かい合わせになる。
胸板に頬擦りするように顔を近づければトクトクと天寿の落ち着いた鼓動が聞こえてくる。
絡み合う脚。
隙間がないほど身を寄せ合う。
「幸せだなって思ってたの」
そう言えばフッと笑う天寿。
「どうした?」
天寿はそう言って私の頭を抱えて撫でる。
心地いい。
こんな穏やかな気持ちは天寿に出会うまで知らなかった。
「大好き」
「俺は愛してる」
初めて好きになった人は、こんなにも甘く私をとろけさせる。
向かいあったまま片脚を持ち上げグッと天寿はそのまま入ってくる。
「はぁっ…」
律動が始まり波が打ち寄せてくる。
この愛の波に乗って私たちは繋がる。
未来に描く幸せな家族を求めて。
「天寿。愛してる、心から」
ずっとずっと永遠に。
ーENDー
起きたらしい。
私はクルッと向きを変えて天寿と向かい合わせになる。
胸板に頬擦りするように顔を近づければトクトクと天寿の落ち着いた鼓動が聞こえてくる。
絡み合う脚。
隙間がないほど身を寄せ合う。
「幸せだなって思ってたの」
そう言えばフッと笑う天寿。
「どうした?」
天寿はそう言って私の頭を抱えて撫でる。
心地いい。
こんな穏やかな気持ちは天寿に出会うまで知らなかった。
「大好き」
「俺は愛してる」
初めて好きになった人は、こんなにも甘く私をとろけさせる。
向かいあったまま片脚を持ち上げグッと天寿はそのまま入ってくる。
「はぁっ…」
律動が始まり波が打ち寄せてくる。
この愛の波に乗って私たちは繋がる。
未来に描く幸せな家族を求めて。
「天寿。愛してる、心から」
ずっとずっと永遠に。
ーENDー